ぎっくり腰について

[最終更新日]2018/08/01

ぎっくり腰について

「魔女の一撃」と呼ばれる程の激しい腰痛がぎっくり腰です。

簡単に言えば「腰の捻挫」ですので足首や手首の捻挫と本質的には変わりません。ただ、上半身を支える土台部分で起こる捻挫の為に、その影響が足首や手首に比べると圧倒的に大きくなります。

ですが、捻挫であることには変わりません。ですので対処法も捻挫と同じです。

ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰の症状は明確です。

余りに激しい腰痛

これが全てです。ただ、その激しさが本当に凄まじく場合によっては悶絶します。

  • 腰から上が全く支えられない
  • 寝返りを打つと骨に響く
  • 笑う・咳をするだけでも骨に響く

経験すると「あ、これね」とすぐに納得できると思いますが、本当にその辛さは半端ないです。トイレに辿り着く事すら困難で、便器に座ったら今度は立ち上がるのが困難になります。

本当に「身動きが取れない」状態になります。

回復は案外早い

余りに激しいぎっくり腰ですが、その回復は案外早いです。基本的には3日待てば一気に回復します。経験的には3日間で7割は回復するでしょう。

ですので、ぎっくり腰は「3日間の安静」が確保できるならそれ程心配する必要はありません。症状はある日を境にドンドン良くなっていきます。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰はある日突然やってきますが、その原因は大きく分けて二つです。

  1. 余りに大き過ぎる負担が一気に腰に襲い掛かった
  2. 小さな負担が積み重なり、とうとう腰が限界を迎えた

一般的にぎっくり腰は「大きすぎる負担」による一発レッドカードがイメージとしてありますが、実は日本のぎっくり腰は後者の「蓄積型」が多いです。

最後のきっかけをもって「ぐきっ」と腰が悲鳴をあげるぎっくり腰です。

日常生活の小さな積み重ねが着実に引き寄せるギックリ腰。それが日本のぎっくり腰です。

ぎっくり腰の解決策[自宅]

ぎっくり腰は急性の捻挫ですので難しく考える必要はありません。捻挫同様にどっしりと構えておけば自然と回復していきます。

  1. 3日間の安静
  2. ぐっすりと睡眠をとる
  3. 動ける範囲では動いておく

これだけでぎっくり腰の多くは勝手に回復していきます。捻挫による炎症が引けば痛みが起こる理由がなくなるのです。

3日で変化が無い場合

少しでも「痛みに変化は生まれている」場合はもうしばらく様子を見てください。ただし、「全く変化が見られない」場合はぎっくり腰をきっかけにして別の何かが併発している可能性があります。ですので、病院でもう一度診察を受ける様にしましょう。

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄
  • 腰椎すべり

何かが潜んでいるかもしれません。

ぎっくり腰の解決法[当院]

ぎっくり腰で来院される患者様は時々います。当院では電話で相談を受けた時点で伝える事があります。

  1. 3日間の安静が許されるか
  2. 今、その瞬間から安静が取れるか
  3. 身の回りの世話を頼める人がいるか

この条件を全て満たしている場合は「自宅安静」をおススメしています。大前提として身体は休みたがっています。ですので、休めるのであれば休ませてあげるのがベストです。

発症直後に施術で動ける様にしたとしても、動く身体には大きな負担がしっかり掛かります。来院して帰宅するまでの車中ですら本来は大きな負担なのです。

身体を労われる余裕がある場合はゆっくりと休んでください。それが一番良い選択です。

このままでは困る!という方が来院されます

ぎっくり腰で来院される患者様は殆どが仕事をお持ちの方です。

  1. 「このままでは困る」
  2. 「今、動けないのは困る」
  3. 「今日だけは何としても乗り切らないと」

今、目の前の仕事を放りだす訳にはいかない。そうした危機感をお持ちの方が必死のパッチで来院されます。休んでいる場合じゃないのです。

そんな時は私も全力で身体を動ける様に戻します。

当院のぎっくり腰への処置

当院でのぎっくり腰への施術ですが、特に特別なことをする訳ではありません。「全身調整」で対応します。

  • 全身の筋肉・神経のバランスを整える
  • 緊張しっぱなしの脳を落ち着かせる
  • 鎧化した腰周辺の筋肉を整える

ぎっくり腰に必要な処置は全身調整に元々含まれていますのでご安心ください。

ぎっくり腰の身体に起こっている事

ぎっくり腰の身体は実に特徴的です。腰が土管の様に固定しています。これは「限界を超えた腰」を守るためにオートマチックで作動した安全装置です。

ぎっくり腰対策とはこの「自動制御」の腰を開放してあげる事なのですが、これは患者様自身ではどうにもできません。私達が外からゆっくりと緩めた上で必要な部分を締め直していきます。

画像引用:https://goo.gl/urj46g

正に北風と太陽

緩めるべき部分を緩め、引き締めるべき部分を引き締める事で全体のバランスを整えていきます。

ぎっくり腰は捻挫による炎症痛がありますので、一瞬で痛みが「0」になる事はありません。ですが固定した腰に動きをつける事は十分に可能です。

そして、ぎっくり腰の場合は「痛み」よりも「動かせる事」の方が患者様には大切なのです。

ぎっくり腰の「癖」

ぎっくり腰にまつわる都市伝説(?)に「ぎっくり腰は癖になる」というものがあります。

これは半分正解で半分は間違いです。

ぎっくり腰は確かに癖になりやすいですが、それは「避けられない事」ではありません。「ぎっくり腰になったら最後、癖になる」というのは明らかに間違いです。

生活を改めないから癖になる

ぎっくり腰が癖になる最大の原因は「発症前と変わらない生活を送るから」です。 これは同じ条件での再発に過ぎません。決して「癖」ではないのです。

よく「ぎっくり腰は癖になるからねー」と周囲に言われますが、それは固定観念だと考えてください。痛めた部分は確かに弱くなりますが、身体の使い方をしっかりと学び、生活に変化を溶け込ませる事で「再発しない腰」を作り上げる事は実は簡単なのです。

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