腰痛が増え続ける時代

腰痛は減りません。むしろ増えるでしょう

最後に、当院が考えている腰痛の今後についてのお話を少ししたいと思います。

腰痛は恐らく増え続けます

腰痛は「現代病」と呼ばれている様に、日常生活の中で作り出されている症状です。しかも見ている限りは現代の生活は「一層腰痛を育ててしまう」方向へとまっしぐらです。私達も身体本来の使い方を忘れてしまい、どんどん身体を弱くしてしまっています。

今は食事の変化による「高血圧」「動脈硬化」「高脂血症」「糖尿病」といった内科系の疾患が注目を集めていますが、その陰でどんどん「腰痛患者」は増えていくと思います。腰への負担は増す一方なのに、腰の耐久性能は年々弱まる一方だからです。

原因は更に複雑な形になるでしょう

今の腰痛はまだ原因が比較的シンプルですが、これから先の腰痛は複数の要因が重なり合って起こるケースが増えていくと思われます。筋肉の使い過ぎによる腰痛から、筋肉を使わない腰痛、血の巡りが良くない事で起こる腰痛へ。そして血の巡りを妨げるストレス要因が今の社会には余りに多過ぎます。

腰痛を解消させるには大腰筋の緊張をとるだけでは難しい時代がそこまで来ていると言えるでしょう。

若い間は腰上(首・肩・頭)へ症状が広がっていきます

これは既に兆候が出てきています。慢性化した腰痛に悩む患者様は若い年代10代~40代前半くらいまでは大体が症状が腰から上に向かって伸びていきます。女性なら肩こり~偏頭痛。男性であれば肩こり。性別問わず起こりやすいのは睡眠障害です。

こういった症状が出た場合は若い世代の方は「症状のある部位」に限定した対応ではなく、全身を調整する意識を持っておいたほうが良いでしょう。結果的にはその方が経済的に健康を手にすることができるはずです。

中高年になると腰下(股関節・膝)へ症状が広がっていきます

これも既に兆候は出てきています。中高年40代半ば~の年齢になると腰から上の症状が消える訳ではないのですが、それ以上にはっきりとした症状が腰下に伸びてきます。「膝の痛み」や「足の付け根の痛み」がそうです。中には歩行障害が起こる場合もあります。

これは病院では変形性膝関節症であったり、変形性股関節症といった診断を受けることが多いのですが、臨床から見る限りはその発端は殆どが「腰痛」特に「骨盤部位」の関節の機能不全です。つまり、表に出てきた変形性膝関節症・股関節症はずっと昔から少しずつ進行していたと考えられます。

ですので、変形性膝関節症や変形性股関節症といった腰下の症状を未然に防ぐ為には、自分の腰の状態(特に骨盤)については歯の検査をする様な形で定期的にチェックをしてもらうのが良いでしょう。症状が出る前に「出さない処置をする」というのはセルフメディケーションとして理想的です。

生活そのものを見直す時代に来ている

今の時代はとにかく「生活由来」の腰痛が余りに増えています。昔の様な「仕事由来」の腰痛は非常に少ないです。これは腰痛が非常に身近な症状となってしまった事を意味しますが、逆を言えば「予防・改善」の方法もまた身近になったという事です。身近な取り組みで腰痛は十分に予防・改善が可能なのです。

腰痛を改善するには「腰痛を起こした生活」を見直してほんの少しの変化を加える事です。腰痛を起こした生活ではない「少し変化した生活」を送ることで「腰痛のない生活」を組み立てていく事がこれからの時代の腰痛対策となるはずです。

身体からのメッセージに耳を傾けよう

繰り返し色んな所で出てくる言葉ですが「痛みは身体からのメッセージ」です。

  • 「今のままだとちょっとマズイよ」
  • 「このままだと身体が持たないよ」
  • 「今ならまだ引き返せるよ」

と身体が脳に対して最新の情報を送ってくれているのです。これを無視し続けていたら「望まない結果」になってしまう確率が上がりますが、この声に耳を傾けて「昨日とは違う今日」を送るなら「自分が望む生活」を引き続き送ることができるようになります。

私たちが「最後の瞬間までこの身体と仲良く生きていく」為には「身体と会話をする」という習慣をつけることが一番の近道です。俊カイロプラクティック院の仕事は「患者様が自分自身の身体と会話ができるようになるお手伝い」をする事だと考えています。

俊カイロで腰痛を克服したい!という方へ

俊カイロは他には無いアプローチで腰痛に向き合っています。

  • からだの声を聴く
  • からだを作りかえる
  • 生活に変化を溶け込ます

「痛み」に対処する形ではなく「痛みを起こす身体」への働きかけをする事によって実現する「根本解決」が特徴です。

吹田市千里丘、摂津市で腰痛にお困りの方は是非一度遊びに来てください。

こんな形の腰痛対策もあるんだと知るだけでも変わる事があるはずです。

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