根こそぎ拾う職人がいる

椎間板ヘルニアでお世話になりました。腰椎すべり症と脊柱管狭窄症もセットで診断されています。

背中を伸ばしても太ももが痺れるし、背中を曲げても太ももが痺れるというお医者さん泣かせの状態でした。

手術を提案されましたが、それだけは嫌だと断り転院。

本にあった「神の手」の整骨院に助けを求めました。

1回10,000円で30分。それを週2回2ヵ月。頑張りました。院長指名だったので＋1,500円くらい。

悲しいくらいに何も変わらなかったです。これには心が折れた。もうアカン、これは相当壊れているんやと。

用意していた予算も底をついたので施術は一旦お終いにしてこの先の身の振り方を考えていました。

タクシー移動が日常はキツイ。かといって最長20mという歩行距離では日常生活が送れない。どうしよう。

億万長者では無いので本当に人生が詰みに入ったかと焦っていたところに、顧問の税理士先生から紹介を受けました。もっと早く紹介して！！

そして、新たに俊カイロ予算を組んでの訪問となりました。

〇通院間隔が長い
今まではどの整骨院、病院に行っても「来週来てね」か「今週中あと1回来てね」という感じの通院ペースでした。それがここは「1か月後に来てください」という事。「結果を急ぐなら2週間後で」とは言われたものの、推奨ペースは月1回とのこと。日常に割り込まないペースは助かった。

〇施術が細かい
確かに検査が細かい。多い。でも、テンポがいいので苦にはならない。「ちゃんと調べてもらっている」という感じがしっかりした。

〇身体が変わっていく
施術の中で身体が変わっていくのがわかる。これは画期的だった。「どうですか？」と聞かれて「ハイ、いい感じです」と答える今までの鉄板ルートではありません。最初の検査で「×」だったのが、その場で施術をすると「〇」へと変わる不思議な変化。

「まだ身体は戻りたがっていますね」

もうその一言だけで救われた。

自分が回復の階段を上っているような感覚になる。光が見えるとはこういう事か。確かに明るい未来が見える気がする（笑

〇料金
初回10,000円。2回目も10,000円。これはアカン。安過ぎる。きちんとお金をもらって欲しい。私もお菓子派。娘さんへの手土産で自分で納得させている。

でも本音は正当な対価をもらうべきだと思う。

〇私の経過
1つ目の宿題は緩やかな変化だった。「大丈夫かな」と少し不安にもなった。だが宿題2つ目あたりから急に体が蘇った。本当に急に。フワッと朝起きた時の世界が変わった。

スタスタと歩ける幸せ。どれくらいぶりにこの「当たり前の幸せ」を噛み締めた事か。

迷わず、奥さん連れて行った。両親も紹介した。

半分は大事な家族の為、半分は先生への恩返しのつもり。

〇これだけは伝えたい

行ってその場ですぐに変わるとは思わないこと。大切なことは自分の認識を改めることだった。

「受けたらよくなる」

この感覚で受けていたから変化が無かったのかと思い知った。

本当に大切なことに気づかせてもらえた。