当院の産後骨盤矯正について

当院では赤ちゃんを無事に迎えたママの産後骨盤矯正を行っています。「骨盤矯正は整骨院で行うものでしょ?」と思われているママも多いのですが、実は骨盤矯正は元々は整体やカイロプラクティックが十八番としていた関節矯正です。整骨院の骨盤矯正は歴史が10年足らずですが、整体・カイロプラクティックの骨盤矯正の歴史は50年を遥かに超えています。これ、ご存知でしたか?

当院の産後調整は骨盤を含めた全身調整が基本です

当院の産後骨盤矯正の特徴は「骨盤のみを施術対象としない」という点です。妊婦さんは10月10日の間ずっと妊娠体型で頑張っていました。骨盤だけでなく脊椎全体が「赤ちゃん最優先」の形になっていたのです。

それが出産を機にまた元の状態へと戻ろうとしますが、何せ300日以上も過ごしていた姿勢です。元の状態に戻るといってもからだは既に「妊娠体型が元の状態」だと認識しているようなもので、スムーズに戻ってはくれません。重心のセットポイントがずれてしまっているのです。この全身の問題を骨盤だけで何とかしようというのは流石に無理があります。

骨盤の調整は「スタート地点」に過ぎません

産後の骨盤矯正というより産後の調整は「骨盤を整えてから始まる」と師匠から教わりました。骨盤と肩甲骨は多くの筋肉の中継点であり、骨盤は特に上半身を支える支持骨格です。ですので、そこをピンポイントで調整するだけでも大きな変化が身体には起こりますが、それとは別に「深部調整への道」が一気に開けていきます。

だから、師匠は「骨盤を整えてから、我々の仕事が始まる」と常に指導してくれました。当院の産後骨盤矯正は師匠に準じており「骨盤を整えてからが本番」だと考えています。

産後の骨盤矯正は急ぐ必要はありません

産後骨盤矯正は出産後○ヶ月以内が理想!○ヶ月後が理想!という表記が目立ちますが、そんなに気にすることはありません。

産後の骨盤矯正は回復を促進させる事が目的となりますので、いつまでにした方がいい!というのは無いです。

  • 今しておかないと効果が半減するんじゃないか?
  • 今更しても遅いんじゃないか?

この様な悩みを抱えるママは結構いる様です。来院されるママから聞いて私も初めて知りました。世の中には来院を促すための「煽り」と言いますか、不安を喚起させる文言が多いせいか、不安を抱えているママが心を揺さぶられる事が多いみたいです。

大丈夫です。早いも遅いもありません。安心してください。

そもそも論ですが、腰痛などの症状が出ていないのであれば、わざわざ産後の骨盤矯正を別で受ける必要は無いと思います。それなら普通の調整で骨盤矯正をしてもらえばいいんです。当院でも産後の一般調整か総合調整でまとめて産後の骨盤矯正を行う事の方が多いです。

矯正した方が回復は早いが、自力でも戻るのが骨盤です

骨盤は余程の固定を起こさない限りはゆっくりではありますが自力でも回復します。ですので、産後の骨盤矯正は絶対ではありません。特に妊娠中に骨盤が固定されてしまう事は間違いないですが、出産の際に骨盤は物凄い動きをします。本当に「閉じて開いて」みたいな形で一通りの動きをするのです。だから出産後の固定はありえません。

但し、骨盤は間違いなく不安定になっています

出産によって大きな動きを見せる骨盤ですが、動きはあっても突然の変化に不安定になっているのは間違いありません。恥骨結合も緩んでいる状態です。重心位置だって大きく変わっています。だから不安定な状態で自力回復を待つよりも外から少し働きかける事で元気を早く取り戻すというのは十分にアリな選択肢だと私は思います。

大切なのはママのQOLです。辛い思いを我慢して子育てに入るよりも、早く楽になって楽しく子育てに集中すべきだと思います。

固定というより捻じれを取る調整です

産後の骨盤矯正は「骨盤が動かないから調整する」というスタンスではなく「捻じれが生じた骨盤を綺麗に整える」というスタンスでの施術となります。動いている骨盤に対しての施術なのでとてもソフトな内容です。

出産直後は骨盤より子育てに集中しましょう

出産後、ママの身体はまたまた大きな変化の波に巻き込まれます。妊婦さんモードからママモードへと変わるのです。ここからは怒涛の様な1~2ヶ月となるはずです。

  • おっぱいがちゃんと出てくれるか
  • 子供の成長は問題ないか
  • 2時間ごとの授乳がハードでとにかく寝たい
  • 上の子がまだ小さいから大変

出産を境にママのホルモン分泌も変化していきますので、その変化が落ち着くまでは骨盤を含めた筋骨格系は触らない方が良いです。夜間授乳の経験者としては「睡眠時間の確保」を最優先で過ごすことをお勧めします。

3~4ヶ月目で検討で良いと思います。

産後の骨盤矯正は生活が落ち着いた出産後3~4ヶ月目くらいで良いと思います。その頃ならパパも赤ちゃんの面倒が見られるようになっているはずですし、仮にママと一緒でも授乳時間が大分伸びていると思います。産後の骨盤矯正は一段落ついてから。それで充分間に合いますから大丈夫です。

初回はSOTブロックで、以降は通常の骨盤矯正を行います

当院の産後の骨盤矯正は初回はSOTブロックを使っての矯正となります。一般的には「ソフトカイロプラクティック」として呼ばれているテクニックで、患者様の体重を使った自重矯正ですのでソフトで安心です。左右の捻じれを取り除くにはこれで十分だと思います。

2回目以降は基本的に横になって行う通常の骨盤矯正を行います。微調整ですので非常に軽い圧で行います。当院の場合は初回もそうですが、骨盤だけを狙った調整はしていません。あくまで全身調整の一環として骨盤も調整をするという流れです。

男の院ですが、情報量は桁違いです

当院は男の院なのですが、出産・分娩・子育てに関する情報は桁違いに集まっています。

  • 企業母体の院だから
  • サポートメンバーに看護師・助産師・保健師・栄養士が揃っている
  • 院長も0才から子育てをしていた

残念ながら産婦人科の医師の方はサポートメンバーには所属していないのですが、直接赤ちゃんを取り上げる立場の人達が当院を支えてくれています。ですので単なる「子育てあるある」ではなくて医学的な観点からの情報を常に提供できる状態ですのでお気軽にご相談下さい。

パパを連れてくるママも多いです

パパ・ママ間ではどうにも話がまとまらない事も多いそうで、施術の際にママが私に質問をする形でパパに聞かせるという作戦を展開するケースもあります。「私が言っても聞いてくれないが、先生の言う事はなぜか聞く」という事もあるそうです。

子育ては夫婦が協力して行うのは勿論のこと、正しい知識と情報を共有することが決め手になると思います。

インターネットのキュレーションサイトやメディアの情報は例え医師監修であったとしても「読み手の願望を意識し過ぎた内容」が多く、正しい知識や情報というより「そういう受け止め方もできる情報」みたいなものが増えています。綺麗事ではない「現実の話」を共有しておくことは大切だと思います。