子供の姿勢チェックと姿勢矯正

[最終更新日]2018/04/28

北摂に正しい立腰教育を

当院では「北摂に正しい立腰教育を」という目標を掲げて子供さんの姿勢教育・姿勢矯正に取り組んでいます。

子供の姿勢はまだまだ「柔軟性に溢れている状態」にあります。正に「歯並びにおけるアゴの骨格」と同じ様なものです。ですので、深刻にとらえる必要は基本的にありません。

  • 現時点での「子供の姿勢の歪み」は大した問題ではない
  • 子供の姿勢はどんどん変化をしている
  • 大切なのはママ・パパが正しい姿勢をリードできる様になる事

取り組む方向性は「歯並び矯正」と全く同じです。わかりやすく説明する為に歯並びの例も並べてみました。

  • 現時点での歯並びは大した問題ではない(抜けるのが早い!隙間が無い!など)
  • 子供のアゴの骨格はどんどん成長している
  • 大切なのはママ・パパがアゴの成長をリードできる様になる事

こういう事です。ですが、歯並びにしても姿勢にしても不安を抱えるママはこう考えます。

  • 「今、こうだから不安」
  • 「先に手を打って安心したい」
  • 「間違いの無いようにしてあげたい」

親としては子供の姿勢も歯も「整えてあげたい」と願うのは当然です。そして「今、整っていないから不安」に感じるのも当然です。私も娘の歯列矯正は悩みました。早めにした方が負担も少なくていいのかなと悩みました。

ですが「今、成長の真っ只中」という事を考えると「どうなるかわからない状態で矯正による介入ってどうなの?」とも思ったのです。「本来なら噛む事で成長するものを噛まずに広げる事」は不自然ではないかと。

結局、私は「娘のアゴをしっかり鍛えて広げる事」に集中した方が自然な成長ではないかという結論に至りました。姿勢もそれと全く同じです。

変えるのではなく、変わる様に導く

当院の姿勢矯正は「施術を通して姿勢を変える」というよりも「生活の中で姿勢が変わる様に導く」道筋を一緒に考えていきましょうというスタンスになります。

生命力に溢れ、常に成長を続けている子供の身体には「施術」という外部の介入は不要だと私は思います。子供のからだはほんの少しの「きっかけ」を与えればどんどん変わっていきます。

施術の刺激はどれだけ軽くしても子供には「大き過ぎる」ものであり「異質」な刺激なのです。

その1.まずは姿勢チェックで「今」を知ろう

まずは「今、現在の姿勢」を知る事が大切です。ここが姿勢矯正の初めの一歩となります。対象となるお子様の姿勢はどんなものなのか。それをママ・パパと一緒に確認していきます。歪みがあるからといって余り気にする必要はありません。歪んでいる事よりも、どんな歪みなのかを把握する事の方が実は大切なのです。

その2.次に「からだのカルテ」で「今」を知ろう

現時点での姿勢の歪みが確認できたら、次に「からだのカルテ」を取っていきます。これは大人も子供も同じです。

「姿勢の歪み」自体は結果に過ぎませんので、その過程となる「からだの状態」をママ・パパと一緒に確認していきます。

  • 「結果としての姿勢の歪み」
  • 「過程としてのからだの状態」

ここで「今、現在の状態」が明らかになります。

素直に因果関係が結ばれればすぐに対応策もわかりますが、因果関係が一致しない場合は複合的に絡み合っている状態だとわかります。大人の場合は複合的な問題が絡むケースが殆どですが、子供の場合はその傾向は低い様です。

その3.「今」を作り上げた生活を探ろう

「からだのカルテ」によって姿勢の歪みとその原因が見えて来たら、次に「その原因を引き起こしている生活」を掘り下げていきます。姿勢の歪みは「先天的な骨の奇形」が無い場合は非常にわかりやすいものです。

  • 「生活習慣」
  • 「癖」
  • 「からだの使い方」

大体はここに原因が集約されていきます。いずれにしても「生活の積み重ね」から生み出されるものばかりです。ですので「からだをその様な状態にする生活」をリスト化し、「目に見える形」にしていきます。

こうする事で、小さな要因が多々リスト化されていくはずです。

その4.「小さな変化」で「姿勢」を整えていこう

これからが本格的な子供の姿勢矯正となります。今までの流れは準備段階だと考えてください。

  • 姿勢の今がわかり
  • からだの今がわかり
  • 今を作った要因がわかり

後はリスト化された「姿勢を歪ませる要因」の中で「簡単に取り組めそうなこと」から順番に取り組んでいく事になります。一番大切なのは「継続する事」であり「生活に溶け込ませる事」となりますので「無理をしない事」がとにかく大前提です。

そして、取り組みが生活の中に定着した、溶け込んだ時点で次の変化を取り入れる流れとなります。

取り入れる変化は大きく分けて3種類です

生活の中に取り入れる「変化」は大きく分けて3種類に分類されます。

  • 今までの生活に「加える変化」
  • 今までの生活から「減らす変化」
  • 今までの環境を「変える変化」

「加える変化」は姿勢を歪ませる要因を打ち消す取り組みをする事です。一方の「減らす変化」は生活の中に潜む、姿勢を歪ませる要因を削っていく取り組みです。

即効性でいうなら「減らす変化」の方が圧倒的に高いのですが、今までしていた「当たり前」を削る形での取り組みとなるので挫折しやすくなります。糖質制限ダイエットは正にその代表例です。

一方の「加える変化」は今までの生活はそのままで、負担をカバーするような変化を追加する事で「負担の差し引きを行う」形になります。マラソンダイエットが正にそれにあたります。

「加える変化」の代表例

姿勢矯正において「生活に加える変化」として良くある例を紹介します。

  • 寝る前のストレッチ体操
  • 寝起きのストレッチ体操
  • 散歩・ウォーキングの習慣化
  • 登下校を徒歩に切り替え
  • 季節を問わず、湯船につかる習慣化
  • バランスボールの習慣化

加える変化の中で、姿勢矯正の効果が高いのは「ストレッチ」「散歩」などの運動習慣の導入です。単純に筋肉をより多く使うので、姿勢を作り上げる材料が整います。

「減らす変化」の代表例

現代社会において「生活から減らす変化」は定番のものが並びます。

  • TV・ゲームの時間を減らす
  • スマホ・タブレットの時間を減らす

減らすべきはこれです。子供の猫背、円背を作り出す主な要因となります。

「変える変化」の代表例

加えるでもなく、減らすでもなく「形を少し変える」取り組みがこちらです。

  • 椅子の座り方を変える
  • 椅子そのものを変える
  • 歩き方を変える
  • 宿題・勉強をする場所を変える
  • 読書をする場所を変える
  • パソコンモニターの位置を少し変える

この「変える変化」はほんの少しの習慣の変化で姿勢矯正が図れるのでおススメです。

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