「産後の骨盤矯正」が生まれた経緯の没原稿

[最終更新日]2018/05/03

産後骨盤矯正のお話し

千里丘で産後の骨盤矯正を行うカイロプラクティック院は余りありません。というか千里丘にカイロプラクティック院の看板をあげている院自体が殆どありません。

ですので当院がカイロプラクティック院で行う産後骨盤矯正についての説明をさせてもらおうかなと思います。

1:骨盤矯正について

実は「整骨院のメニュー用」に作られたもの

今でこそ当たり前になった「骨盤矯正」ですが、この言葉がメジャーになったのは2007年前後、今から10年程前の話です。私は当時医療・代替医療の会社を立ち上げたばかりだったのではっきりと覚えています。

整骨院で関節矯正が?

「整骨院が骨盤矯正をするんだ」という事は印象的でした。骨盤矯正などの関節矯正は整体やカイロプラクティックが行っており、整形外科や整骨院等の医療系国家資格者の意見は「骨盤は動かない(仙腸関節)」というスタンスだったからです。

整骨院の自費診療の扉を開いた

では、なぜ骨盤矯正が「整骨院」で大々的に告知されるようになったのか。それは「自費診療のメニュー」として骨盤矯正が柔道整復師業界全体に提案されていたからです。骨盤矯正のセミナーが柔整師向けに開かれ、施術の技術に加えて集客・広告の方法も一緒に講義されていきました。

全国の整骨院に骨盤矯正が誕生した

全国の整骨院で一斉に「骨盤矯正」がメニュー化されたのはそういう事です。ネタ元は関西の大手コンサルティング会社だと聞きました。そこは歯医者さんの自費メニュー開発等でも有名な会社さんです。

同時にトムソンベッドが整骨院に

骨盤矯正が整骨院に登場したのと同時に「トムソンベッド」というカイロプラクティックテーブルも続々と導入されました。「骨盤矯正ならトムソンベッド」という様にセット販売がされたのです。多くの骨盤矯正をする整骨院でこのカイロベッドの写真があるのはそういう理由です。

そんなに簡単には使いこなせない

ちなみに「トムソンベッド」というカイロプラクティック特有の施術テーブルが一気に全国の整骨院に導入されたのもカイロプラクティック業界では結構衝撃的でした。「そんなに簡単に使いこなせるものじゃないぞ??」という認識だったからです。

カイロプラクティックの世界ではまず「ボディドロップ」という体重を利用した矯正を覚えます。それで「指先から伝わる感覚」を身につけていくのです。そのプロセスを飛ばしてトムソンベッドを導入する整骨院に対して懐疑的な目を向けるカイロプラクターも多かった様です。

そして、骨盤矯正のスピンオフ:産後骨盤矯正が生まれた

全国で骨盤矯正を行う整骨院・鍼灸院が生まれた結果、今度は同業者同士でのパイの奪い合いが始まりました。骨盤矯正は主に「腰痛」患者さんを対象にしたメニューでしたので、新たな市場を開発しなくてはいけなくなったのです。

妊婦さんを対象にした産後骨盤矯正

そこで生まれたのが「産後の骨盤矯正」でした。対象は「妊婦さん」に絞られており「出産をしたら骨盤を戻さなくてはいけない」と説明もしやすい。実際に腰痛で悩む経産婦さんも多いです。そうして骨盤矯正と同じ流れで「産後の骨盤矯正セミナー」が誕生し、全国の整骨院では「産後の骨盤矯正」をウリにする院が出てきました。

中には「専業」で取り組んでいる院もあります。「整骨院と言えばマッサージ」から「整骨院と言えば骨盤矯正・産後骨盤矯正」というイメージに徐々に切り替わっていったのはこういう流れがあったのです。

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